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Archive for the ‘Game’ Category

The Gunstringerで遊ぶ

2011年10月12日 コメントを残す

 

The Gunstringerは、Kinectを使って遊ぶ第3者視点(?)の、非常に変わったシューティングゲームです。今回は、このガンストリンガーについて書きたいと思います。

 

ガンストリンガーは第3者視点のシューティングゲームと書きましたが、前回紹介したようなGears Of Warと異なり、題材は西部劇、それもステージ上のショーとして繰り広げられる、操り人形の西部劇です。その世界観は独特であり、オープニングムービーからして、そのお客さんがショーを見に来る、そして舞台裏から操り人形を持ちだして、ショーの準備をしだす・・というようなところから物語が始まります。いかにもな感じの面白おかしい、いちいちコメディの入った物語口調のナレーションから入り、ゲームが開始されます。ちなみに、このナレーションが、物語や操作方法もいちいち説明してくれますので、いきなり電源を入れても、問題なく遊べます。実際、感心するくらい説明書は薄っぺらでした。

ゲームが始まると、自分はその主人公のガンマン(一度死んで蘇った、がい骨のガンマン)を操作しますが、このゲームはコントローラー操作ではなく、Kinectで操作します。操り人形なので、左手でその人形をぶら下げて操作しているかのように移動させて、自動的に進む画面の中を、障害物を避けたりさせます。そして、これが独特な操作感なのですが、右手で鉄砲の形を作り、それを打つように、前につきだした状態から、上に上げると、銃で撃つことができます。文字に書くと分かりにくいですが、いわゆる西部劇の「ごっこ」遊びです。画面(Kinect)に向かって指を銃の形にすると、画面内に照準が出てきますので、画面内を走査して、複数の敵をロックオンしておき、銃を撃つ仕草をすると、それら敵に向かって連続で早撃ちします。

これが、なんとも単純で、いい大人がやっているのを傍から見ると実に滑稽ではありますが、この独特な操作感、それも西部劇ごっこそのものがゲームになっていますので、次々に敵を蹴散らしていく爽快感と共に、ついつい熱中してしまいます。ゲーム全体の難易度としても低く、子供でも楽しめる程度です。もちろん、難易度を上げれば、それなりに難しくも出来ますので、真剣に西部劇ごっこをしてみるという遊び方もできます。

ちなみに2人で同時にプレイもできます。1Pが主人公の操作+射撃、2Pは射撃のみとなります。2丁拳銃で両手撃ちの場面もたまにありますが、その際も、2人同時プレイで楽しめます。1人の場合は両手を鉄砲にして頑張る必要があります。

ゲームの描写としても独特です。あくまで「ステージ上」の物語として進むので、例えばこれから登場する敵キャラや障害物を設置している「手」が向こうに見えたり、カメラ(視点)の位置によっては、笑いながら見ている客席の顔が見えたりします。それらがうまく、自然に組み合わせてあり、プレイしているとつい、そのステージに引きこまれます。こういった、従来とまた別のリアリティ(?)も含め、新たなゲームの可能性を強く感じさせました。

余談ながら、銃を撃つための腕の上下は、普段あまり積極的に使うような筋肉では無いようで、熱中しすぎますと、翌日、肩が筋肉痛で大変なことになります。自分はなりました。

その代り、使うのは両腕だけですので、Kinectのゲームとしては珍しく、座ったままプレイできます。あまり広いスペースも必要ないというのも、日本の家事情的には、適したゲームと言えるかもしれません。

子供心に帰って西部劇ごっこ、鉄砲ごっこを真剣にやりたい方は、Kinectと主にオススメです。

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Gears of War 3で遊ぶ

2011年10月6日 コメントを残す

 

Gears of War 3は、海外では前作、前前作とも大ヒットしているシリーズです。今回はこの3をプレイした感想をつらつらと書いていきたいと思います。

Gears of War 3は、第3者視点の3Dシューティングゲームです。自分は昔、PCでQuakeやUnrealなどの本人視点の3Dシューティングで散々遊びましたが、これはそれらと異なり、プレイヤーの操作する主人公を含む、自分のチームを背後から追うような視点で操作します。操作感覚として自分はいまいち慣れませんが、それでも、移動しつつ視点を変えて・・・がスムーズに出来るようになっており、10分もプレイしていると、結構自由に動き回れ、遠くからすぐに敵を狙撃するような動きも、楽にできるようになりました。

内容としては、3Dの世界を歩きまわりながら、物語にそって、場面によって先頭が展開するようなもので、SFの映画を見ているかのような気分にさせます。実際、ストーリーが世界観や場面ごとの展開も含め、次々に展開していくので、物語に自然と引き込まれます。

自分は前作の2を途中までプレイしましたが、いまいちストーリーが頭に入っていませんでした。とはいえ、ムービーを含めて背景や世界観が語られながら物語が進みますので、プレイとしては特に問題はありませんでした。

と、細かな能書きは良いとして、このゲームはグラフィックの細部がとにかくすごいです。冒頭でも書きましたが、これは、自分が昔散々遊んだUnrealのゲームエンジンを利用しているとのことです。が、10年前のこれら3Dゲームのチープな面影(とはいえ、当時はそれでもやはりグラフィックの秀麗さに感動しましたが)などなく、床や壁の質感、光の具合を含めて、室内・屋内問わず場面ごとの空気感の描写に「今のゲームってこんなに作りこみがすごいのか・・」とただただ圧倒されます。

そして、このGears of War 3は3Dに対応しています。これがとにかく今まで無いようなプレイ感覚をもたらしてくれます。自分の家のテレビは幸い3D対応55インチですので、今回は3Dモードでプレイしてみました。自分は、以前にMicrosoftの展示会(確かTechEd)で3Dのゲームのベータ版的なものをプレイしたことはありますが、ここまで作りこまれた画面の3Dゲームは始めてでした。説明が難しいのですが、主人公が走りまわるなかで、手前に来たものがテレビからせり出してくる感覚は、非常に斬新で、不思議なトランス感覚、没入感をもたらしてくれます。そして、敵が撃った弾や火線が自分のすぐ横を通り抜けていきますので、プレイしていると、ついつい体が動いて避けようとしてしまいます。

繰り返しになりますが、この感覚は、これまで無かったものであり、プレイしながら何度もゾワッと鳥肌が立ちます。ただ、激しく動きまわる関係上、この3Dモードで数時間もプレイすると、気分が悪くなること請け合いです。適度に休みましょう。

世界観、キャラクターとも、ちょっと日本人受けするか微妙なところではありますが、このプレイ感覚を味わうだけでも、十分に価値があるかと思います。

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Dance Centralで遊ぶ

2011年6月15日 コメントを残す

 

Dance Centralは、Kinectのジェスチャーを使ってダンスを楽しむゲームです。他のKinectのゲームと異なり、体の一部のジェスチャーを使うのではなく、全身をまるごと使って、そのまま「ダンス」して遊びます。発売からはちょっと日が経ってしまいましたが、今回はこのDance Centralの感想などをつらつらと書いていこうと思います。

 Dance Central

 

さて、まず最初に、いきなり別タイトルの話題ですが、国内では、Kinectを使ったこのタイプのいわゆる「ダンスゲーム」では、Dance Evolutionというコナミのゲームが先んじて(Kinect本体のリリース直後くらいに)リリースされていました。Dance Evolutionは、10年ほど前にゲーセンで大ヒットしたDance Maniaシリーズの延長線上にあるゲームです。Dance Maniaが足のステップだけで操作していたのに対し、Dance Evolutionでは、画面で踊るキャラクターと同じように踊ることで、その動きをジェスチャーとしてKinectが取り込んで、その優劣を判定してくれるゲームです。曲目も、ユーロビートからパラパラまで、往年のDance Maniaシリーズでおなじみの曲も数多く収録されております。そして、自分も散々、やりこみました。

 

本題に戻ります。この「Kinectで踊る」という点においては、今回のDance Centralも、Dance Evolutionも同様です。ただ、ゲーム自体の目指している方向性が、大きく異なります。まず、このDance Central、ゲームと呼ぶかどうかが微妙です。といいますのも、冒頭で「ダンスを楽しむ」と書きましたが、あまりゲーム性にこだわって遊ぶよりは、むしろクラブのノリをそのまま家に持ち込んで、リビングで楽しんでしまおうというコンセプトに感じられます。実際、ある程度の評価はしてくれるのですが、失敗しようが何だろうが、途中で中断されることもなく、最後まで踊り切ることができます。Dance Evolutionでは、難易度は選べるものの、難しいモードで失敗が続けば、問答無用で途中打ち切りとなってしまいます。

Dance Central ゲーム中の画面

 

また、Dance Centralには練習モードというものがあり、これが非常に助かります。初めて踊る曲でも、練習モードを通して進めることで、ダンスの振りつけごとに解説してくれ、同じ箇所をリピートしながら、その動きを覚えることができます。部分部分の振り付けを覚えたら、それをつなげてちょっと通してやってみて、それができるようになったら次のパートに進み・・というようにガイドしてくれますので、1曲の振り付けを覚えるのが苦ではありません。もちろん、全部の振り付けをある程度覚えたら、練習モードではなく実際のダンスモードで、1曲通してやってみることになります。余談ですが、前述のDance Evolutionでは、練習モードがないのでいきなり通しでやってみるしかなく、わからないなりに見よう見まねでやって、何とかついていくしかないので、最初はなかなか思うように楽しめませんでした。

練習モード

 

一人で黙々とやるよりも、友達と、それもお酒でも飲みながら楽しめるゲームかと思います。初めての人でも練習モードを一度通しでやってみれば、もう踊れるようになるかと思います。好みの分かれるジャンルかとは思いますが、もしKinectを既に持っているなら、断然オススメしたいゲームです。

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ファイターズアンケージで遊ぶ

2011年6月1日 コメントを残す

 

ファイターズアンケージは、Kinect初の格闘ゲームです。もちろん、Kinectのジェスチャーを使って、自分の動きで戦います。今回は、このファイターズアンケージを紹介します。

 ファイターズ・アンケージ

 

ファイターズアンケージは、いわゆる「ケンカ」を舞台とした格闘ゲームです。Kinectのジェスチャー機能を使って、パンチやキック、頭突きなど、様々な攻撃を行います。とはいっても、これがなかなか単純ではありません。同じパンチでも、ジャブからフック、アッパーなど、きちんとこちらの動きを忠実に画面に伝えてくれます。自分の動きにブレがあると、なかなか思ったような攻撃ができませんが、Kinectのセンサーはよく見てるなーとも感じます。もちろん、パンチだけでなく、キックもバリエーションが色々とあり、回し蹴りのような大技も出せます。最も、これはさすがにKinectの前で回るわけではありませんが・・。

ゲーム画面は、プレイヤー本人の視点で描かれた3Dで、目の前に敵が出てきます。その敵に向かってパンチ、キックを出しますので、きちんと技が決まっていくと、非常に爽快でもあります。また、ついつい力がこもってしまいますので、熱中してしまうと、周囲は危険かもしれません。実際、自分は何度かローテーブルを蹴ってしまったり、部屋のライトを叩いてしまいました。他のKinectのゲーム以上に、前方の障害物を退けておくに越したことはありません。

また、このファイターズアンケージも、丁寧な練習モードがあります。ゲーム中に出せる技の種類は非常に多いのですが、スパーリングのコーチがついて、一つ一つの技を繰り返し練習させてくれますので、それらをひと通りこなすことで、ゲーム中も無理なく、多様な技を使いこなすことができるようになります。

Kinectのゲームの中でも、非常に素早い動きが多いのも特徴かと思います。それなりにプレイしていると、結構汗だらけになってしまいます。また、普段なかなかこういった動きはしないので、筋肉痛にも要注意です。
また、比較的黙々とやりこんでも楽しいゲームかと思います。「Kinectは面白そうだけど、ダンスとかパーティ系はちょっと・・」という方には、楽しめることでしょう。

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Xbox LIVE アーケードコンピレーション トリプルパックで遊ぶ

2011年5月27日 コメントを残す

 

XBox LIVE アーケードコンピレーショントリプルパックは、3つのゲームの詰め合わせパッケージです。XBox LIVEでダウンロードして遊べるゲームの中でも、昨年度のトップランキングに入ったゲームということで、下記のタイトルが収録されています。

 

・LIMBO

・TRIALS HD

・SPLOSION MAN

 

 

今回は、これらで遊んだ雑感をまとめます。

 

LIMBO

LIMBOは、不可解な罠や、仕掛けをクリアしながらひたすら進んでいく、アクションゲームだ。雰囲気としては、スペランカーやピットフォールなどに近く、ちょっと間違えるとすぐに死んでしまうあたりも同じ。ただ、とにかく世界観が変わっており、画面はモノクロかつ、音楽も全くない。静かな、音のない世界を、影だけの主人公がとぼとぼと歩いていく・・。部屋で一人でプレイしていると、何とも物悲しい気分になるが、モノクロの中、光と影のみで表現されたこの世界観は非常に美しい。ちょっと試しては死んでしまい、またちょっと進んでは、不条理な罠に阻まれて、どうにもできなくなる、といったことの繰り返しではあるが、単調さは感じず、むしろ、次々と現れる仕掛けに、ついつい時間を忘れてのめりこんでしまう。個人的には、このトリプルパックの中では、一番、遊び甲斐があると思われる。

 

TRIALS HD

3Dの世界の中をバイクで走り抜け、時間内にゴールを目指す、バイクアクションゲームだ。それも、レースというのではなく、派手な演出や爆発だらけの中を、障害物をよけて突き進む。コントロールは単純で、アクセルとブレーキボタン、それと、スティックを使って重心移動をするのみだ。そういうと簡単そうに聞こえるが、この3D画面は、いずれも物理演算で制御されており、バイクの挙動や、周りの障害物も、すべて重力と慣性で動く。したがって、ちょっと重心移動を間違えるだけで、すぐにクラッシュしてしまう。とはいえ、ゲーム自体のテンポが小気味良く、失敗してリトライ、失敗してリトライをすぐに何度も繰り返せるため、うまくいかなくてもついつい「もう一回」となってしまう。

爆発や炎の表現、照明や落ちてくる障害物などの表現も、物理演算の範疇のようで、非常に美しい。フルHDな大画面でプレイすると、なかなかの迫力であり、ついリプレイにも見入ってしまう。ぜひ3Dでも出してほしい。

 

SPLOSION MAN

炎から生まれたキャラクター(?)であるSPLOSION MANを操作して進む、横スクロールアクションゲーム。主人公は、「自爆」することができ、それを使って障害物を破壊したり、爆発の勢いを組み合わせてジャンプし、先へ先へと進んでいく。ノリが完全にアメコミであり、ちょっとえぐい表現も含め、なかなかついていきにくいところもあるが、そのノリの軽さとテンポの良さで、だらだらと楽しめるゲームだ。良い意味で、奥深さのない「単純」「痛快」「気軽」に楽しめるゲームであり、先のLIMBOの口直しては、最適である。

 

・・最近、技術ネタ書いてないな。

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Kinectジョイライドで遊ぶ

2011年2月1日 コメントを残す

 

Kinectジョイライドは、Kinectのジェスチャーで車の運転をするレースゲームです。今回は、このゲームの紹介をします。

 Kinect ジョイ・ライド

 

まず何よりも、Kinectで操作するゲームなので、コントローラーを持つ必要がありません。カーレースゲームなのですが、Kinectの前でハンドルを回す操作をすることで、車の操作ができます。ハンドルを握っているようなポーズでKinectの前に立ち、そのハンドルを右に回せば右に曲がり、左に回せば左に曲がり・・というような感じです。傍目から見ているとちょっと、いや、かなり滑稽ではありますが、それも含めて、他者がプレイしているのを見ているのも、なかなか面白いです。

もちろん、あまり細かな操作はできません。ですが、レースゲームの世界観がそもそも、細かなカーシミュレーションではなく、どちらかというとポップで何でもありな世界ですので、そういった細かなハンドル操作が必要ありません。かといって、思うように操作ができないかというと、そんなことはなく、最初は慣れが必要なものの、操作感覚が理解できてくれば、自然に体が動き、それなりにきちんとコントロール出来るようになります。これは余談ではありますが、子供の頃にファミコンでシューティングやレースゲームをやると、十字キーの操作と同時に、体を左右に傾けたりしていたのを思い出しました。その、体を傾けて操作するのが、そのまま現実になったかのように感じました。

マリオカートに近いイメージのレースではありますが、あまり真剣に順位を競うというよりは、お互いに邪魔をしあったり、時にはコースの裏道や空中からショートカットしたりと、ドタバタなレースを楽しむゲームです。おそらく、小さい子供でも楽しめることでしょう。

 

これも、パーティーゲームに最適です。一人でやりこむよりは、何人か集まった状態でワイワイやるのをオススメします。

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Kinect アニマルズで遊ぶ。

2010年12月17日 コメントを残す

Kinect アニマルズは、Kinectのジェスチャーを使って、動物たち、というかライオンやチーターなど猫系動物の赤ちゃんと触れ合えるゲームです。これをゲームというかはちょっと微妙ではありますが、体の振り付けや姿勢、タイミングを合わせるゲームの多いKinectの中では、比較的のんびりと、ぼんやりと楽しめる内容になっています。

ゲームは、まるで映画のように進みます。一応、中心となる物語があり、ある島を舞台に、動物と遊びながら、ちょっとずつ探検を進めていくような感じになっています。場面によって、様々な操作やアクションが可能なのですが、ナビゲーター役の小動物が絶妙のタイミングで教えてくれますので、分からなくなることは余りありません。

Kinectなりのアクションとしては、何といっても両手を使って彼ら動物をワシャワシャ撫でられることが挙げられます。画面内に自分の両手が出てきますので、Kinectの前でその手を動かして撫でてあげることができます。3Dで描かれた、人懐こい動物が身をよじらせて気持ちよさそうにしてくれます。ちょっと自分一人でプレイしている姿は、なかなか人には見せられませんが、それでも、猫と触れ合っているような感じがして、なかなかに面白いです。

また、Kinectには音声認識の機能があります。これを利用して、こちらの呼びかけに答えてくれます。彼ら動物には自分で名前を付けることが出来るのですが、最初に名前を付け、その名前で呼び続けてくれると、だんだんそれを覚えてくれます。そして呼べばこちらに来てくれたりするようになります。これも、隣人住民には不振がられそうではありますが、ゲームの体験として非常に新鮮な感覚です。

内容が進むにつれ、ボールを投げて取ってこさせたり、色々なポーズ(お座りとか死んだふりとか・・)を教えたりと、ミニゲームのような遊び方も出来るのですが、やはりゲームというよりはコミュニケーションを楽しむこと自体が、このKinectアニマルズの醍醐味のようにも感じます。あるいは、将来的には、こういった感じのタイトルも増えてくるのではないかというような気もします。何かと触れ合って、呼びかけて、その反応がどんどん変化していって・・というようなゲームです。

動物たちの顔つきがいかにもアメリカ的な方向性であり、好みは分かれるとは思いますが、小さい子が遊ぶKinectゲームとしては、非常によくできていると感じました。画面も3Dアニメのようにカラフルに、ちょっとコミカルになりつつも精細に作り込まれており、ちょうど、Pixarとかの映画の中で遊んでいるような、そんな感覚が味わえます。ぜひ、小さい子に遊ばせてみて、感想を聞いてみたい、そう思いました。

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Forza Motorsport 3 Ultimate Edition で遊ぶ

2010年11月16日 コメントを残す

 

新たに、Forza Motorsport 3のUltimate Editionというのが発売されましたので、さっそくプレイしてみました。


『Forza Motorsport 3 Ultimate Edition』 について
『Forza Motorsport 3 Ultimate Edition』 は、2009 年 10 月 22 日に発売の 『Forza Motorsport 3』 に、Xbox LIVE で配信中の全てのダウンロードコンテンツをディスクに追加収録したコンプリートパッケージです。さらに、英国のテレビ番組 「Top Gear」 とのタイアップによるコンテンツダウンロードカードを同梱し、2,980 円 (税込) で発売します。これらの追加収録により、 500 車種以上のカーラインアップと 100 を超えるコースをお楽しみいただけます。
なお、『Forza Motorsport 3 Ultimate Edition』 の発売を機に、「Top Gear」 との長期のタイアップを実施し、「Forza Motorsport」 シリーズの今後の製品においても、引き続き魅力的なコンテンツの提供を続けていく予定です。


 

上記にもあるように、このUltimate Editionはもともと発売されていたForza Motorsport 3に、様々なコンテンツが追加されたスペシャルパッケージだ。基本的なゲームシステムは、まったく変わらないが、何よりも最初から選択できる車とコースの種類が格段に増えている。このため、「自分の好きな車・好きなコースを選んでのんびり(?)ドライブ」というような、従来のForza Motorsport 3では、ある程度やり込んだ後しかできなかった楽しみ方が、気軽にできるようになっている。

Forzaシリーズは「カーライフシミュレータ」というように、カーレースゲームというよりは、レースに出て賞金を稼ぎ、また新たな車を買って・・というような内容のゲームであり、普通にワンプレイで遊ぶ際に選択できる車は、初期状態では非常に少ない。ある程度時間をかけてやり込むことがどうしても必要になってしまうのだが、今回のこのUltimate Editionでは、そこが最初から自由に選択可能になっている。

自分はどうしてもやり込みの時間がゆっくりとは取れないため、こういったパッケージの方が助かる。何百種類もの中から自分の好きな車を適当に選んで、コースを選んで、好きなように流し運転する、というような楽しみ方ができるのは非常にありがたい。ゲームというよりは、なんだか走らせることができるモデルカーのコレクションボックスを持っている気分だ。

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Borderlands で遊ぶ

2010年11月8日 コメントを残す

 

XBOX360のBorderlandsというゲームをプレイしてみました。これもHalo等と同じく3D画面を動き回りながら敵と銃で戦う、FPSタイプのゲームです。

 

Borderlandsの大きな特徴としては、XBOX360で出ているような他のFPSと異なり、あえて3Dのリアル路線に走らず、まるでマンガがそのまま動いているかのような画面だ。とはいっても、過去にあったようなテクスチャの無い、のっぺりとした板が動くような画面ではなく、アメコミのような劇画らしい絵が、そのまま動く。何とも不思議な感覚だ。非常にデフォルメされてはいるが、そのデフォルトで、細かく作りこまれた画面、といった感じ。

ストーリーも「宝探し」をテーマに、そのハンターたちが戦いに巻き込まれていくというようなもので、そのキャラクターもマンガらしく、いちいち設定が細かく、キャラが非常に立っている。ゲームよりもまず、この元ネタのマンガでもあれば、読んでみたい気分だ。

ゲームとしては、Halo等と比べると極端に派手なエフェクトも無く、バッタバッタと敵をなぎ倒していくような爽快感もないが、地味(?)に敵を倒しながら、少しずつ進んでいくものとなっている。シューティングとしては狙いを付けるのも難しく、スティック操作で照準を定めるのに慣れていないと、相当難しい。

海外では非常に人気が高いようで、そもそもこの手のシューティングゲームの好きな人には、非常にしっくりくる内容なのだと思われる。ストーリーやアイテムも幅広く、このジャンルをやりつくしたような人には、また新鮮に映るのだろう。

また、ネットワーク越しのマルチプレイだけでなく、画面分割による2人プレイにも対応しており、複雑な前提なしで気軽に楽しめるシューティングとしては、なかなか良作かも、と感じた。残念ながら、シングルプレイは難しくてなかなか進めていないのだが・・

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Alan Wake で遊ぶ

2010年11月7日 コメントを残す

 

XBOX360のAlan Wakeをプレイしてみました。ここんところひたすらゲームばかりですが、これは他タイトルと異なるミステリー(あるいはホラー・・?)系のゲームです。これも感想をざっとまとめてみました。

 

Alan Wakeは、3Dの世界を歩き回りながら謎解き、そしてたまに敵と戦い、少しずつ謎を解き明かしていくようなミステリーゲームだ。とはいってもアクション性が極端に強いものではなく、イメージとしてはこの手のゲーム黎明期の、Alone in the darkのようなタイプのもの。

とはいっても、そこはXBOX360、グラフィック性能を活かして、明々としたような3Dではなく、わざと色々なものが闇に包まれ、見えない状態の中を、手探りのような感じで進んでいく。遠くにかすかに電燈だけ見え、周りの障害物に当たったりつまずいたりしながら、不安に包まれながら恐々と歩く。これがこのゲームの醍醐味だ。そして、その進んでいる真っ暗な中から、何の前触れも無く声がしたかと思うと、突然目の前に敵、というか化け物が現れ、襲い掛かってくる・・。

ストーリーは、Alan Wakeというホラー作家がある日、車で移動中に何者かに襲われ、それが実は自分が以前に書いたことのある小説の主人公だった・・というようなもので、冒頭のムービーでも語られるように、スティーブンキングの小説の世界のような、「何か得体のしれない不気味な、悪意を持った何か」に対する不安や恐怖をテーマにしたもので、いかにも最近アメリカでヒットしているようなミステリードラマのような世界観のものである。

グラフィックとしては、色々なものが薄ぼんやりとしか見えないのがよりリアルであり、細かく書き込まれた描写よりなによりも、この光の加減が良くできている。最初にスタートする際に、画面の明るさ調整をさせられるが、比較的暗めで設定した方が、より雰囲気は出るだろう。

アクションや謎解きなど、ゲームとしてのミッション云々より、Alan Wakeは、この雰囲気そのものを味わうゲームと言えると思う。お化け屋敷というか、肝試しに近いような感覚だ。ゲームと分かっていても、どうしてもコントローラーを握る手がじっとりと汗ばんでくる。

自分はわざと夜中に部屋を暗くして、それもヘッドフォンでプレイしてみているが、やっている間はビクビクしっ放しだ。怖いけど、もうちょっと先まで進んでみようかな・・というような、何とも言えない感覚が味わえる。やってみようという方は、是非とも、そのようなプレイの仕方をお勧めする。可能なら、5.1chのサラウンドがあると、さらにのめり込めるだろう。

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