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Windows 8 : タッチ操作の基本

 

今や私たちは、駅の券売機や銀行のATMでも当たり前のようにタッチパネルを利用しています。スマートフォンやタブレット端末など個人のデバイスでも、マウスやキーボードを使わずに、画面上に直接触れながら操作する「タッチ操作」が、ごく一般的なものになってきました。とはいえ、 Windows 8 に搭載されているタッチと、券売機やATMのそれとは、その操作方法が微妙に異なります。今回は、このタッチ操作について、考えてみましょう。

 

マルチタッチによるアプリケーション操作

 

実は異なるのは使える指の数と、動かし方です。

通常、駅の券売機やATMでは、シングルタッチと言いまして、一か所をポイントするためだけにタッチ操作を使います。それは、番号のボタンであったり、料金の表示されているボタンであったり、そういった一か所を選択するのに、画面にタッチします。

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それに対して、 Windows 8 では、マルチタッチと言いまして、複数の指を使って操作します。これら複数の指の動きを組み合わせることで、様々な操作を可能にしています。シングルタッチではどうしても「何かを選択する」ということしかできず、複雑な操作や入力をする際には、それらを何度も組み合わせる必要があります。マルチタッチでは、画面に触れる指の本数と、その動かし方の組合せで、比較的複雑な操作を伝えることが出来るようになっています。

また、指の動かし方の違いもあります。シングルタッチでは、特定の一か所をポイントするのみと書きましたが、マルチタッチでは、単に一か所を「押す」だけではなく、画面上に指を置いた後、それをある方向へ動かす操作をすることによって、ドラッグのように何かを動かしたりすることが出来ます。また、それらの動かす方向をを組み合わせることで、何かの幅を設定したり、角度を変えたりすることも、入力可能になっています。シングルタッチのように選択肢から何かを選ぶというアクションは、割合や分量、具合のような、あまり明確でない数値を感覚的に設定することが苦手です。必ず何かを確定的に選ぶ必要があります。マルチタッチはこの逆で、指の動かし方の具合で、そのなんとなくな値を設定するような使い方も可能です。

では、各操作を見て行ってみましょう。まずは指一本だけを使用した、基本的なものです。なお、これら各動かし方やその組み合わせをジェスチャーと言います。

 

タップ

対象とするアイコンやボタンを選択する際に、そのオブジェクトに対して画面上を指でトンッと軽く叩く操作です。叩くと言いましても、指で画面に触れて、離すくらいです。マウス操作で言うところのクリックに相当します。指を置いてから話すまでの時間は長くても短くても大丈夫ですが、あまり長く置きますと、この次に紹介する長押しになってしまいます。

「タップする」「タッチする」「選択する」「押す」などという場合は、このタップのことだと覚えておきましょう。

 

長押し

マウスでは右クリックがありますが、タッチで1本指で扱う際には、右タッチというわけにはいきません。対象とするアイコンやボタンに対して、長押しすることで、この右クリックに相当するものが実現できます。そもそも右クリックはコンテキストメニューと言いまして、そのオブジェクトの文脈上、その先のアクションへつなげるためのメニューを表示しますが、そのメニューを表示するのがこのアクションです。対象とするオブジェクトの上に指を置いてしばらく置きますと、そのコンテキストメニューが開かれます。メニューが開かれましたら、一度指を離してしまっても大丈夫です。メニュー内はタップで選択しましょう。コンテキストメニューを閉じるには、そのメニュー以外の適当な所をタップしましょう。

「長押し」あるいはいまだに「右クリック」などという場合は、これになります。

 

スワイプ

マルチタッチ特有の操作がこれです。長押し状態で画面の上を指でスライドさせます。対象のオブジェクトや状態によって、様々な操作となりますが、大きく分けて二つあります。

まずひとつは、対象となるオブジェクトの状態をスイッチするようなものです。ON・OFFを切り替えたり、そのオブジェクトに関わる何かを呼び出したりするときに、スイッチのように割と短い距離をカチッという感じでスワイプさせます。

もうひとつは、大きなスワイプによって、そのオブジェクトそのものをどこかへ移動させるようなものですアプリケーションの中では、時には何かのオブジェクトなどをあたかも紙でも動かしているみたいに、画面内で自由にスライドさせて操作させたりするものがありますが、この移動に利用するのが、このスワイプです。また、スクロールも同様に、スクロールする領域をスワイプすることで、操作できます。状態によっては、このスワイプを話すとき(指を上げるとき)の勢いと方向で、慣性が働くように動くのも特徴です。

「スワイプ」という言い方が、プラットフォームに関わらず一般的ですが、「スライド」という言い方もされます。

 

画面外からスワイプ

      

操作自体はスワイプなのですが、画面の中だけのスワイプではなく、画面の外側からスタートするスワイプです。前回のアプリケーション操作で解説したメニュー呼び出しなどに使います。画面の上辺または下辺からスワイプをすることで、現在のアプリケーションに関連したメニューが呼び出されます。また、画面右辺からスワイプすると、システムのメニューが呼び出せます。

画面左辺からのスワイプでは、現在のタスク(アプリケーション)を切り替えることが出来ます。

 

次に、2本指を使って行う操作です。

 

ピンチ

ピンチは、2本の指を画面上に置いたうえで、その指をお互いにスワイプさせて指と指の間の距離を変化させる操作です。これによって、対象としているオブジェクトの大きさなどを変更したりすることができます。オブジェクトの大きさを変えたり、地図や画像表示の倍率を変えたりするのに使います。2本の指は、片手の人差指と中指のように、同じ手でも構いませんし、左手の人差指と右手の人差指というように、違う手でも構いません。

「ピンチ」以外にも「ストレッチ」や「ズーム」など、拡大縮小に関する言い方で呼ばれます。

 

回転

指の置き方はピンチと一緒ですが、この2本の指を置いている点と点を結んだ直線があるとして、その直線の角度を変えるような操作です。つまり、2本の指を、スワイプしてひねり方向に動かします。これによって、回転情報を伝えることが出来ます。多くのアプリケーションにあるわけではありませんが、地図や画像表示の際に、角度や向きをコントロールしたい場合があります。その際に利用します。

 

 

基本的な操作はこれだけですが、Windows 8 のOS自体は、2本よりも多い指の情報も取ることが出来ます。極端な話、10本指で操作するようなアプリケーションも作ることが出来ます。(デバイスによって、判定できる指の数は異なります) 従いまして、アプリケーションによっては、ここで紹介した基本操作だけでなく、それらを組み合わせた応用的な操作も可能です。例えば、2本指だけで画面をスワイプすると表示中のモードを切り替えるだけ、3本指で画面をスワイプすると、画面そのものを切り替える、というような使い方です。

 

 

基本中の基本というような内容でしたが、次回はもっと基本編、終了のさせ方に行ってみたいと思います。

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