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ColdFusionの記事を書く

 

毎日コミュニケーションズさんのWeb Designing 2010年2月号で、Adobe ColdFusionサーバーのレビュー記事を書いています。

先日のWeb Creator誌の記事ネタに引き続きな感じですが、こちらはちょうど本日発売です。

 

 

サーバーロジックが簡単に作れる

 「Adobe ColdFusion」に最新版の「9」が登場した。ColdFusionとは、クライアントPC側ではなくサーバ上で動作する、アプリケーションサーバ製品だ。CFML という専用のタグや、FlashでもおなじみのActionScriptでロジックを記述できるため、本格的なコーディングが苦手なWeb クリエイターでも、DB やさまざまなシステムと連携した動的ページを開発できる。生成されるページはAjax ベースのリッチなGUIで構成され、CF9単体でも操作性の高い、高度なWebアプリケーションを実現できる。
 また、Flash Remotingを利用して、ページ生成ではなく、Flash アプリケーションと連携するサーバロジックの開発もできる。これは、AMF という独自のプロトコルで、Flash、Flex、AIRクライアントと高度なバイナリ通信を行えるもので、WebサービスのようにXMLなどへのデータ変換のコードも不要な上に、バイナリなので低帯域で高速にデータがやり取りできる機能だ。このFlashプラットフォームとの親和性の高さも、ColdFusionの魅力だ。

というような感じで、基本的な動作のお話から書いています。

 

2Pほどのレビューで、年末のギリギリくらいの頃でしたので時間はあまりありませんでしたが、最近の開発では久しくColdFusionを使っていなかったので、自分の中でのおさらいの意味も含めて、機能をコマゴマと調べながら書いていました。一部、レビュー記事の中身と重複がありますが、Adobe ColdFusion 9の機能を基本な事柄も含めて下記に列挙します。

 

  Adobe ColdFusion

http://www.adobe.com/jp/products/coldfusion/

1.  有償のアプリケーションサーバーである。

Adobe ColdFusionはAdobeから製品としてリリースされているアプリケーションサーバーです。扱えるDBの種類や一部機能の違いで、複数のエディションがリリースされていまして、もっとも標準的なStandard版では、約18万円くらいです。30日の体験版、開発用途のデベロッパー版はAdobeのHPから無償でダウンロード可能です。J2EE等のJava上で動作するアプリケーションエンジンでして、.NETやJSPのように、WEBページの生成をしたり、アプリケーション向けにデータのみをやり取りするAPIを作ることができます。

 

2.  スクリプト言語でロジックを記述できる。

CFML(ColdFusion Markup Language)という独自のマークアップ言語を使用して、HTMLの間にCFタグというタグを入れていくのが、一般的な開発の流れになります。あるいはAPI等を作るなら、このロジックの出力をXMLや後述するFlash向けのバイナリ形式に渡します。また、サーバーサイドアクションスクリプトでロジックを記述することも出来ます。これは、FlashやFlexでお馴染のアクションスクリプトをCFMLの代わりに利用するようなもので、出来ることは限られますが、Flashが得意なエンジニアやデザイナーには便利な実装手段です。

 

3.  簡単にDBとアプリケーションをつなげられる。

DBと簡単につなげられるため、例えば、スタティックなWEBページやFlashコンテンツしか作れないようなクリエイターでも、手軽にDBと連携したアプリケーションを開発することができます。DBとの接続はスクリプト内ではなくGUIベースの設定画面から行えるため、比較的、難しい知識等は不要です。DBとの接続は、データソースとして接続してSQL文で問い合わせるのに加えて、ColdFusion 9からはObject Relational Mappingという接続方法が利用できます。これを利用することで、DBのスキーマをオブジェクトとして直接参照するようなことが可能です。

 

4.  AjaxベースのリッチなGUIのWEBページを生成できる。

WEBアプリケーションとしてページを生成する際には、そのGUIに、Ext JSベースのリッチなGUIを利用可能です。画面側の実装技術としてFlashやFlexを用いなくても、操作性の高いアプリケーションを構築できます。

 

5.  Adobeの画面側プラットフォームと仲が良い。

AIRやFlash、Flexとは、AMFというプロトコルを利用して、バイナリベースで通信を行うことができます。メリットとしては、1.バイナリベースなので、容量が小さくなる。 2.プッシュ配信が可能。 3.データの型や器を変換するためのコードが不要。 4.従って高速。などが挙げられます。

 

6.  サーバーサイドでPDFファイルやOfficeファイルが扱える。

サーバーサイドでPDFファイルの生成、編集、オーサリングが出来ます。また、ColdFusionから新たにOfficeファイルも扱えるようになりましたので、Word、Excel、PowerPointファイルのページの生成や編集はもちろん、例えばExcelのセル単位での操作や、PowerPointのスライドからFlashのスライドショーへの変換などが行えます。

 

7.  他、様々なプロトコルやファイルと連携できる。

ZIPファイルの解凍・圧縮ももちろん扱えます。また、RSSやATOMフィードの読み書き、メールの読み書き、各種Instant Messagingの読み書きなどが行えます。

 

8.  Microsoft SharePointサーバーやExchangeサーバーと連携できる。

Microsoft Exchangeと連携して、メールやスケジュール、IMの読み書きなどが行えます。また、ColdFusion 9からは新たにSharePointに対応しました。ColdFusion 9からのSharePointサービス呼び出しなどが行えます。

 

9.  画像の編集や生成ができる。

サーバー上で、画像の生成、加工、編集などが行えます。GDライブラリと同じようなことが出来ます。

 

10. 専用の開発環境と、サーバー運用環境が用意されている。

ColdFusion 9からは、新たにColdFusion BuilderというEclipseベースの専用IDEが用意されています。スクリプトの記述やテストなど、開発全般が進めやすくなりました。特に、同じEclipseベースのFlash Builder(旧Flex Builder)と連携させながら、画面側の開発とサーバー側の開発を同時並行で進める・・ような開発の仕方が可能です。また、これまでもサーバーの利用状況や健康状態監視用のモニタリングツールはありましたが、これが、複数台運用を前提としたツールに進化しています。また、設定・管理の方も、複数台を同時にコントロールできるようになっており、例えば1台の設定を他の機体に展開させたり、クラスタ単位でサービスを操作したりできるようになっています。

 

というわけで、Adobe自身もどちらかというと最近はLiveCycleサーバーばかりを前面に押し出しているせいもあり、どうにも日本国内では影の薄いColdfusionサーバーですが、色々と便利な機能がワンパッケージに詰まっており、それなりに使える製品だと考えています。

 

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カテゴリー:Adobe
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